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女性でも建築系の就職はできるの?不利なことはないのか徹底調査

建築業界の就職

この記事では、実際に設計事務所に勤務していた女性である私が

  • 女性が建築業界の職場でも十分に活躍できる3つの理由
  • 女性が働きやすい建築系職種4選

を紹介していきます。

今、建築業界を目指す女性が増えています。

平成26年に国土交通省と建設業5団体から、女性の建設業進出を促すために、『もっと女性が活躍できる建設業行動計画』が発案されました。

(出典)国土交通省:「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」 

女性にとって働きやすい社会づくりや、女性の社会進出を後押しする近年の運動も功を奏し、

2017年には一級建築士合格者のうち4人に1人が女性!

という、目覚ましい記録を残しています。

そして今後も、更に建築業界で活躍する女性は増えていくと考えられています。

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建築系の就職先でも女性は十分活躍できる3つの理由

建築系の就職先でも女性は十分活躍できる理由は

  • 女性ならではの提案が欲しい
  • 優秀な働き手が欲しい
  • 女性同士のコミュニケーションが欲しい

の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

女性ならではの提案が欲しい

建築業界は女性ならではの

  • 物のとらえ方
  • 表現方法

を会社に取り入れることの大切さに気がつき始めました。

リアルな声を設計やデザインに積極的に取り入れることができるのは建築女子の1つの強みです。

女性が建築業界の進出を歓迎されはじめていることと同じように、職場だけでなく家庭内でも、家事分担や子育ての役割としての男女平等化を目指す取り組みが盛んになってきました。

  • 妊娠や産休を経験する女性だからこそ分かる利用者の本音
  • 男性ではわからない家事の不便さ

など建築女子の強みが今求められているのです。

優秀な働き手が欲しい

現在、女性の社会進出を課題とする一方で、働き手の減少も同時に問題となっています。

増え続ける台風や地震のような自然災害から早期に復興するためには今以上の数の働き手か、数をフォローするための優秀な人材が必要です。

また、国土交通省によると、高度成長期以降に整備されたインフラ設備は老朽化が進んでおり、それらの補修や更新のための人材も必要になっていくと考えられます。

(出典)国土交通省:建設業を取り巻く情勢・変化 参考資料

こういった背景から、企業はこれまで以上に採用活動に積極的になります。

その中で、現在の建築業界にある『保守的で変化を嫌う男性社会』というイメージを一新し、女性も活躍できる業界を目指すでしょう。

女性の柔軟な思考力や感受性はこれからの建築業界で求められる『優秀な人材』となります。

女性同士のコミュニケーションが欲しい

取引相手が企業であれ個人であれ、異性同士のコミュニケーションではなかなか伝えられない情報や伝わりにくい要望があります。

感覚的なものを大切にする女性同士であれば、顧客が上手く説明できない細かい不安や疑問も、同性だからこそ共感し、気持ちを汲むことができる場面もあります。

建築は工学系のなかでも女性が多い

理系、工学部というと男子学生ばかりで女子学生はいないと考えがちです。

確かに、学部全体で見ると男子学生の方が多いですが、建築学科の場合は他学科よりも女子が多く在籍しています。

実際に建築学科の4分の1が女子学生だった事例もあるそうです。

他に、男女共学に限らず、昭和女子大学や共立女子大学など、女子学生のための建築学科を用意している大学も多くあります。

このように造形や建築デザインを学ぶ事ができる建築分野では、比較的女性にとっても興味を持ちやすく、他の工学系分野よりも学びやすいことが背景にあります。

そして、実際に就職するとなると、技術職である建築業界はまさに『手に職をつけられる』ともあって、女性のキャリア形成にはぴったりの学部なのです。

女性もいる建築系のおすすめの職種4選大公開

では、実際に社会に出て働くことになったらどんな職種がいいのでしょうか。

ここではオススメの職種4種を紹介します。

  • CADオペレーター
  • インテリアデザイナー
  • リフォームプランナー
  • 建築士

それでは順番に見ていきましょう。

CADオペレーター

実際に私は新卒で設計事務所へ就職し、女性CADオペレーターとなりました。

従業員16名の小さな設計事務所でしたが、建築デザイン学科出身で女性の先輩社員が一名在籍していました。

分からないところを教えていただいたり、休日には一緒にミュージカルを見に行ったりと仲良く過ごすことも。

私の勤め先では女性社員は現場作業を任されることはなく、オフィスにこもってCAD上での作画作業や資料作成にのみ力を注ぎました。

インテリアデザイナー

インテリアデザイナーは内装のプロデューサーです。

与えられたコンセプトに沿って家具や照明をデザインし、部屋の色調や全体的な雰囲気など全ての調和を目指して作り上げます。

就職先はハウスメーカーや家具メーカーなどです。

言葉にできない絶妙な空間バランスや、空気の流れを大切にする女性にぴったりの職種です。

リフォームプランナー

リフォームプランナーは、リフォームを希望する顧客のニーズに応え、提案とヒアリングを繰り返しながら顧客の要望に沿った快適な空間をデザイン・プランニングする仕事です。

女性ならではの目線と考え方が必要になってくる職業なので、当然女性プランナーも多くいます。

実際に、株式会社ハウスドゥという会社では『女性プランナーとともに創る住まい』をキャッチフレーズにしており、女性ならではの目線を大切にしています。

 建築士

住宅やマンションなどさまざまな建築物の設計や現場監督をする建築士の仕事も、女性の活躍の場が広がっています。

現場監督の仕事は意外にも力仕事を任されることはなく、現場にも女子トイレが設置されるなど、女性にとって働きやすい環境が整備されています。

女性で有利な就活をするならプロに頼もう

女性に有利な就職活動を進めるために、就活用エージェントを頼るのも1つの手です。

一見、どこのエージェントサービスも同じに見えますが、実は女性にとって有利に就活を進められるエージェントがいくつか存在しています。

マイナビ

1つ目は定番のマイナビです。新卒向けエージェントNo.1のマイナビは求人数も多く、サポート体制も万全です。

type就活エージェント

type就活エージェントです。就活イベントに趣向を凝らしており、女性向けイベントも開催しています。

就活エージェントneo

就活エージェントneoもオススメです。学生1人1人にアドバイザーがつくため、就活生の様々なニーズに応えることができます。

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