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建築業界が地獄のように辛いなら、辞めて脱出してもいいんだよ

建築業界の転職

この記事では、

  • 建築業界で辛いと思う2つの理由
  • ブラック企業を辞める2つのメリット

以上の2つについて解説しています。

長い就職活動の果てに、ようやく掴んだ会社への入社切符。

長い学生時代を終えて、これからいよいよ1人で生計を立てていく日々が始まりますね。

実際に入社して働いてみると、

 

入社先がブラック企業で働いているのが辛い・・・

仕事も辛いし上司も文句ばかり言ってくるし嫌になっちゃう

 

もし、辛い職場を引き当ててしまったら。

初めての就職で分からないことだらけで不安だと思います。

建築業界に入り実際に働いて見たとき、辛い・苦しいと感じている方の不安を少しでも解決できる手助けになればと思います。

それでは順番に説明していきます。

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建築業界がブラックかは人の価値観で変わる

そもそも、何を以て『ブラック企業』と言うのでしょうか?

  • 残業が多いから
  • 薄給だから
  • 同僚や上司と気が合わないから

考えられる理由は様々ですが、実際のところ、本人の価値観次第で決まるのです。

ちなみに、筆者は設計事務所勤務でしたが、一年足らずで退職しました。

筆者が辞めた理由ですが

その会社がブラックだったから!

年休100日、毎日残業3時間強制という、現代では寧ろ希有な、昭和ながらの職場でした。

激務がたかって体調を崩して退職しました。

私にとっては残業が多く休みが少ないことが、その会社をブラックだと感じた理由です。

同僚には

家に帰ってもすること無いから別に気にしてない

と言っていたので、やはりブラック企業かどうかを判断するのはその人自身なのです。

ちなみに基本給は18万円で、多くも少なくもないと思っていました。

私の部署の先輩たちは

薄給だよね、この会社・・・

という風に、働く時間ではなく給料のことを理由にブラックだと判断していました。

地獄のような辛い激務を続けていくのはおかしい

辛くて辛くてたまらないと感じているその仕事を続けていくことは、あなたの人生に対してなんのメリットもありません。

続けることが人生にどれだけデメリットになるのか確認して見ましょう。

仕事を休めない

建築業界の仕事が辛いと言われる一番の理由ではないでしょうか。

仕事が一つ片付いたと思ったら、すぐに次の業務が与えられます。

友人が

今日は仕事が少なかったから午後休もらった♪

と呟いているのを傍目に見ながら毎日遅くまで仕事する日々が続きます。

厚生労働省の調査によると、全産業労働者の年間総実労働時間1741時間に対して、建設業は2078時間と337時間もの差があります。

(出典)厚生労働省:建設業を取り巻く状況について(6頁目)

完全週休2日制の普及でいえば、全産業の46%に対し、建設業では39.6%です。従業員29人以下の事業所では13.3%と、更に数値が下がっています。

平日も残業が多のに、土曜日まで出勤だなんて・・・

周囲と比べても、休みがなくて仕事自体も辛い。

そんな状況こそがデメリットなのです。

長時間労働の割に薄給

設計事務所やゼネコンの中には、長時間労働の割に給料の払いが悪い職場が多くあります。

給与額面だけ見れば多く感じることもありますが、時給換算をしてみると東京都の最低賃金(1013円)に満たない…なんて場合もあります。

中にはサービス残業がまかり通っており、労働時間を正当に評価しない職場も多くあります。

過去に定められたルールに沿って設計や建設、或いは管理することは大切です。しかし、激務・薄給という、旧態依然たる労働環境が一向に改善されないところが考え物です。

地域別最低賃金の全国一覧

不安なまま仕事をするくらいなら辞めて楽になるのもいい

では、あなたが辛く苦しいと感じているその仕事をもしもやめることができたら。

あなたにはどんなメリットがあるのでしょうか。

ストレスから解放される

就職先で不安を抱えたまま仕事をするくらいならば、颯爽と辞めて自由になるのも良いでしょう。

ブラック企業を退職する一番のメリットは、ストレスから解放されることです。

一つ一つは小さなストレスであっても、積もれば取り返しの付かない大きな傷になります。

自分のSOSを無視したまま働き続けてしまえば、うつ病や自律神経失調症を発症してしまう可能性も大きくなります

その会社が合わないと感じたら、胃に穴を開ける前に退職も視野に入れてみてくださいね。

第二新卒として転職できる

第二新卒者は卒者と呼ばれます。

現在では、新卒社員3割が3年以内に離職しているとも言われています。

20代の若くてフレッシュな時期は貴重です。

その時期を、不安やストレスを抱えて過ごしてしまうのはあまりにも勿体ないと思いませんか?

自分が本当にしたい仕事に就くためにも、現職が合わないと感じたら、早めに次の手立てを考えてみましょう!

忙しすぎてうつになる前に転職も検討しておこう

あまりの激務を一人で捌こうと無理をしてしまうのは、体調を崩す原因になってしまいます。

抑うつ状態やうつ病になってしまう前に、辛いと思ったときは転職を検討してみてくださいね。

私は幸いうつ病にはなりませんでしたが、

  • 辞める数ヶ月前頃からは突然涙が止まらなくなる
  • 出勤しようとすると家の前から動けなくなって座り込んだりしてしまう
  • 周りから見ても明らかに情緒不安定になっている
  • 逆流性食道炎を患ってしまい食事も大変になる

といった症状に悩まされることになりました。

この記事を読んでいるあなたは、筆者みたいになるまで頑張る必要はありません。

辛いと思ったら早々に手を打ちましょう。

少しでも「なんか無理な気がする」と直感的に思ったら、転職エージェントサービスに登録することをおすすめします。

それでは、この記事があなたの参考になりましたら幸いです。

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