この記事では建築学生が無料でえるダウンロード必須の建築系フリーソフトについて書いてあります。
学校の課題や設計をしていくと建築学科の生活っていろいろとお金がかかりますよね。
- 模型材料代
- お手伝いのご飯代
- 学校での生活費
- Adobeなどの有料ソフト
- パソコンなど高級品
- 学費
などなど年間で何十万、何百万と飛んでいってしまうわけです。
他の学科よりもお金がかかる建築学科の皆さんは

忙しくてお金がなかなか貯められない

バイトにもなかなか行けないし少しでも節約しなくちゃ
と悩んでいるのではないでしょうか。
今回はそんな建築学生の味方である優秀なフリーソフトについて解説していきます。
無料で使えてしかも効率も上がる一石二鳥なソフトを手に入れることができます。
ぜひ最後まで読んでいただいて、無駄なお金をかけず建築学科の生活を攻略していきましょう。
有料級!ダウンロード必須の建築系フリーソフト6選
Fusion 360(個人利用)無料体験版
オススメ度 | ★★★★★ |
CADの種類 | 3D |
対応OS | Windows(64bit)、Mac |
価格 | 学生・非商用利用の場合は無料(30日版無料体験版有り) ※有償版:年間56,000円(税別)月額7,000円(税別) |
まずご紹介するのがAutodesk社の提供しているFusion 360です。
Fusion 360では
- 3DCADのモデリング
- 3DCAM(加工シュミレーション)
- レンダリング
- 解析
- アセンブリ
- 2次元図面
などの機能が搭載されています。
教育機関や非営利団体、スタートアップ企業、学生であれば30日の無料期間を過ぎても無料で使い続けることができるのが強みと言えます。
SketchUp Free
オススメ度 | ★★★★★ |
ソフトの種類 | 3D |
対応OS | Windows、Mac |
価格 | 無料(webアプリ) |
現在は無料版についてはWEBアプリ化しており、インストールしなくても使えるようになりました!!便利です。
制限なくモデリングからレンダリングまでできるのは魅力的ですね。
操作性も良く建築との親和性も高いし、書籍もたくさん販売されています。
Rhinoceros 6 評価版
オススメ度 | ★★★★★ |
ソフトの種類 | 3D |
対応OS | Windows、Mac |
価格 | すべての機能搭載バージョンを90日間お試しあり 学生版の場合36,000円 |
プラグインであるグラスホッパーやカンガルーといったソフトと併用することで曲線の建築やかなりデザインの凝った作品が作ることができます。
- 複雑なものを作りたい
- 曲線を使ってみたい
という人にはかなりオススメです。
他のレンダリングソフトとの連携も優秀です。
AutoCAD 体験版
オススメ度 | ★★★★☆ |
CADの種類 | 3D CAD |
対応OS | Windows(64bit)、Mac |
価格 | 学生・非商用利用の場合は無料(30日版無料体験版有り) ※有償版:年間56,000円(税別)月額7,000円(税別) |
実際に有名アトリエ事務所や大手組織設計事務所などでも使われています。
学校で最初に教えてもらえるCADソフトとして知名度も高いです。
何よりも使っている人数が多いのですぐに誰かに聞いて使い方を学ぶことができます。
2D および 3D CAD ソフトウェアを使用して、2つを行き来できるのが便利です。
業種別ツールセットを利用できるようになり、デスクトップ、Web、モバイル間でのワークフローが改善されました。
AutoCAD LT 体験版
オススメ度 ★★★☆☆
CADの種類 2D CAD
オススメ度 | ★★★★☆ |
CADの種類 | 3D CAD |
対応OS | Windows(64bit)、Mac |
価格 | 学生・非商用利用の場合は無料(30日版無料体験版有り) ※有償版:年間56,000円(税別)月額7,000円(税別) |
図面特化型のCADになります。
文字、寸法値、引出線、表を使用して図面に注釈付けなどAutoCADと同じ機能を使うことができます。
とはいっても、AutoCADの下位互換になるので使うことは限られるでしょう。
JW_CAD
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
CADの種類 | 2D CAD ※ 有志により、Mac OS用の「JW-CAD for Mac」が配布 |
対応OS | Windows |
価格 | 無料 |
Jw_cadはWindows Vista, 7, 8, 10 上で動作する2D(2次元)汎用CADです。
開発に建築士が関わっているため建築分野に便利な機能が多く、建築汎用CADとも呼ばれています。

使っている人が少なく学習するのに少し手間がかかります
就職の時に使えるのか聞かれることがあるので使えると、アドバンテージになるかもしれません。
建築系ソフトには2DCADと3DCADの2つがある
2DCADと3DCADの違いを簡単に解説しておきます。
2D CAD | 3D CAD | |
主な機能 | 図面を描く | 立体を作る(モデリング) |
メリット | 正確な図面が描ける | 直感的に作れる |
デメリット | 平面的なものしかできない | 正確な図面が描けないことも |
成果例 | 平面図,断面図,立面図 etc. | 3Dパース,3Dプリンター etc. |
それぞれにメリットデメリットがあります。

中には両方の機能をどちらも使えるソフトもあります!
建築学科のプレゼンを作っていく上で両方とも使える必要があります。
最終的に何を作りたいのかによって使い分けるといいでしょう。
無料のソフトだけでも建築学科を十分戦い抜くことができる
今回ご紹介したソフトやアプリはかなり優秀なものが多いです。
実際に私もCADソフトに関して言えば、AutoCADとRhinocerosをつかって大学院までの6年間を戦い抜いてきました。
周囲には有料のCADソフトを使っている人もいましたが、操作性やできるものは大差ないです。
ただでさえお金のある建築学科ですが、抑えられるところは抑えて使いたいところに対してお金を使えるようにしていきましょう。