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建築設計用CADマウスのおすすめは?手の疲労が軽減される道具まとめ

建築業界の働き方

この記事では建築設計にオススメなCADマウスについて書いてあります。

建築の図面といえば、随分前からCADを使うことが一般的ですね。

細かな作業になりますので、作業の際に「手」となるマウス選びはとても重要です。

いろいろな種類のマウスが販売されていて、一体どんなマウスを買って良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、建築設計に適しているマウスということに焦点を当てて

  • オススメのマウス
  • あったら便利なマウスアクセサリー

についてご紹介していきたいと思います。

建築設計に向いているパソコンについても

スペックまで詳しく解説しているので合わせてみてください。

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建築設計用CADマウスを選ぶときの3つの基準

まずマウスを選ぶにあたって筆者が重要だと思う3つの基準をお伝えいたします。

  • マウススピードが調整しやすいか
  • ボタンの割り振りできる数がいくつあるのか
  • どんな設計で作られているのか

実際にこの3つの中で何を重視するかは人それぞれなので、いろいろ試してみると良いかと思います。

それぞれの項目に関して説明しておきます。

マウススピード調整がしやすいか

専門的な言葉を使うと、「マウスのDPI値が変更できるか」ということになります。

DPI値とはマウスを1インチ動かした時に画面上でマウスポインタが何ドット動くかを示した値になります。

簡単にいえば、

マウスの感度調整ができるかが大事なポイント。

例えば細かい作業時に、

  • 選択したい部分があるのにポインタが動きすぎてしまう
  • 大きく動かしたい時にマウスを沢山動かさなくてはならなくて大変

といった経験はありませんか?

想像以上にマウスを握る手に力が入ってしまい、一段落ついたら手が痛いなんてこともよくあるかと思います。

操作をする上で無駄な力や動き、ストレスをなくすためにも感度調整は大事ですね。

ボタンの割振りできる数はいくつあるのか

CAD作業では、単純な複製やよく使う操作など、繰り返し行う作業が多くあります。

そのような頻繁に使う操作はショートカットキーのコマンド登録が便利です。

頻繁に行う操作に関するショートカットキーを作成して

コマンドをマウスのボタンに割り当てることができます。

つまり、ボタンが多いほど登録できる操作が増えるので操作性は良くなるといえます。

コマンドを登録し、効率的に作業を進めたい方はボタンの多いマウスを選びましょう。

長時間の操作に適しているか

PC作業をしている多くの方にとって重要なポイントが長時間作業できるかです。

各々の好みもありますので、一概にどのマウスが適しているとはいえません。

最終的には自分に合うものを選んでくださいということになりますが、いくつかの判断基準をご紹介します。

有線か無線か

一般的にコードが絡まりにくい無線の方がCAD作業には適しているといえます。

ですが、無線のマウスは有線のマウスに比べて重量があるので、軽さという観点では有線の方が優れています。

マウスの形状

エルゴデザインといって人間工学を元に設計されたマウスは、

  • 握った時に手が自然なカナ地になるように設計されている
  • 長時間使用しても疲れにくい

という特徴があります。

中には手のひらを下に向けないよう縦型になったマウスもあり、手の負担を最小限に留めたデザインもあります。

また、マウスに操作用のボールがついており、ボールを回すことによってポインタを移動できるトラックボール式のマウスもあります

手を動かさずにマウスを操作できるので大幅な負担軽減が見込めますが、操作はかなり特殊なので、慣れるまでに時間を要するので注意!

建築設計用おすすめCADマウスTOP3

それでは、これまでに説明した判断基準を元に、具体的におすすめマウスTOP3をご紹介します!

ロジクール ワイヤレストラックボール MX ERGO

感度調整可(デフォルト2モード+オプション設定)
総ボタン数8
有線/無線無線
操作方式トラックボール式(親指操作タイプ)

わたしが実際に使っているのもこのマウスになります。

性能は全てを良いところ取りしたスペックになっており申し分ありません

使いこなせればかなり作業効率向上が可能です。

マウススピードも2つのモードをワンタッチで切り替えて使えるのでとても便利です。

また、マウスを20°傾けて利用することもでき、より自然な形で手にフィットするため快適性も抜群です。

エレコム M-HT1DRXBK

感度調整可(3段階設定が可能)
総ボタン数10
有線/無線無線
操作方式トラックボール式(人差し指、中指操作タイプ)

こちらも性能は良いところ取りしているので、申し分ありません。

トラックボールの位置は好みと慣れもありますので自身に合った方を選びましょう。

マウススピードは3段階あり、ワンタッチで切り替えて使用することが可能です。

マウス本体がかなり大きいので操作性に優れ、手をしっかりとマウスに置けるので疲れにくい構造になっています。

ロジクール MX Master 3 MX2200sGR

感度調整
総ボタン数7
有線/無線無線
操作方式複数のホイールで操作性アップ

こちらはトラックボール式ではないですが、複数のホイールがついており、通常のマウスと比べて手首を動かすことなく操作することが可能な構造になっています。

最大4000DPIという超高感度なので細かい作業に適していることに加え、光学式マウスなのでガラス面など場所を選ばずに使用できます。

また、最大3台のPCをシームレスに操作することができ、PC間でのコピーペーストも可能です。

疲労軽減につながるマウス以外の道具まとめ

最後にCAD作業の効率化、疲労軽減に合わせて整備しておきたい周辺環境についていくつかご紹介していきます。

マウスを握るという動作が完全に自然な行為ではないです。

いかに人間工学を元にして設計されたマウスであれ完全に疲労がたまらないわけではありません。

マウスパッド

長時間マウスを使用した作業をするのであれば、マウスパットまで含めて疲労対策することをおすすめします。

マウスパットの中には疲労軽減に向けて、リハビリステーションなど医学的な観点を含めて共同開発された商品もあります

ぜひ自分に合ったものを探してみてください。

Kensington GEL Waveマウスパッド(レッド)

人間工学に基づいてデザインされているマウスパッドになります。

手首を支えるゲル状のクッションがついているので長時間の作業でも快適です。

こういったクッションがついているものがオススメです。

モニター

実際に作業をするのはモニター上になりますので、作業中は常にモニターを凝視することになります。

ですので、CAD作業環境を整えるにはモニターの整備もおすすめします。

選ぶポイントとしては

  • 目に優しい液晶パネル
  • 液晶の角度調整ができる
  • 高さ調節がしやすい

といった所に注意しましょう。

長時間作業の疲労やストレス軽減をすることができます

さらに作業の効率化を図るのであれば、一つのモニター上でいくつものアプリケーションを操作することで、ウィンドウ切り替えによるストレスを減らすことも可能です。

ASUSゲーミングモニター 24.5インチ VG258QR

最近では2Dだけでなく3DCADを使うことも増えてきています。

いろいろなソフトを使うので、遅延の少ないゲーミングパソコン用のモニターを買いましょう。

後ろの光が反射しないようにできているのでかなり快適です。

自分に合った作業環境でストレスフリーに

ここまでいくつかの観点でCAD作業におすすめのアイテムをご紹介してきました。

最終的には各々の予算に合わせて、好みなものを選んでいただければ良いと思います。

特にマウスは慣れによる作業効率向上がとても大きいので、環境を整えようと考えている方は、早い段階で色々と試してみるのが良いかと思います。

実務を積みながらいろいろな情報を発信しています。

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執筆/編集担当
himorink

建築学部も卒業後、web業界へ。webの知識と建築の知識を組み合わせて、有益な情報を届けられるよう頑張ります。

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